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更新 2016.12.13 [博物苑更新]

2016.12.13

DISCOGRAPHY - 2015-
 TV ANIMATION BERSERK ORIGINAL SOUNDTRACK を追加

タイ旅行ブログの途中ですが更新報告です。
TVアニメ「ベルセルク」公式サントラですね。
先にケイオスユニオンから発売されたアルバム“Ash Crow”が、
これまでマルチメディア展開されたベルセルク作品における
平沢進楽曲集(うち数曲は初公開リアレンジ)なのに対して、
今回の方は純粋に2016年TVアニメ「ベルセルク」のOST。

内容は鷺巣詩郎氏による劇伴に加え、9mmパラベラム・バレットOP“インフェルノ”、
やなぎなぎED“瞑目の彼方”、それと劇中歌の平沢進“灰よ”、“Ash Crow”が収録。
(OP・EDはTVサイズバージョン)
ライナーノーツにはそれぞれの曲の歌詞は記載されてないのでご注意を。

“灰よ”、“Ash Crow”がお目当てならアルバム“Ash Crow”で事足りますが、
平沢ファンとしての問題は、そのライナーノーツ。
鷺巣詩郎×平沢進の対談が4ページに渡り掲載されてます。
「それなら公式サイトにも載ってるじゃん」と思うのは早合点。
そちらに掲載とは別内容です。


それぞれを読み比べてレビューするならば、
公式サイト掲載分が、対談内容の全貌的なものとなっており、
対してCDライナー掲載分は、サイト掲載分でも触れられた
ベルセルク映像音楽におけるそれぞれの作風の違いや役割の対談部分から
さらにクローズアップされて、話題が二転三転して
二人の音楽家が制作環境からそれぞれのミュージシャンルーツまで
音楽制作に関して深く語られてます。

恐らく対談素材を文字起こしする際に
対談の本編となる根幹から溢れ落ちた話題を
再構成したものと思われますが、これが興味深い。


誤解を恐れずに例えるなら、
サイト掲載分はアニメ評論誌的にふさわしい内容で
サントラ掲載分はサウンド&レコーディングマガジン誌に載るべき内容。
それぐらいの振り幅です。

これだけ振り幅があった濃密な対談ならば一本のインタビューとして
どの客層に伝えるか中途半端にさせてしまうよりも、
今回のように二つのインタビューに分配した方が
内容も伝わりやすくなっていると思います。
興味のある方はどうぞご一読を。


ただし、そのことがほとんど告知されてないのは残念です。
せっかくだから公式告知でも、もっとはっきりと
「対談収録内容が異なります!」と告知されれば、
もっと有り難かったかと存じます。

TVアニメ(ベルセルク)オリジナルサウンドトラック

TVアニメ(ベルセルク)オリジナルサウンドトラック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2016/11/30
  • メディア: CD



Ash Crow - 平沢進 ベルセルク サウンドトラック集

Ash Crow - 平沢進 ベルセルク サウンドトラック集

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: TESLAKITE
  • 発売日: 2016/09/14
  • メディア: CD



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