ヒルマズユルガス 核P-MODEL「回=回」大阪公演 [四方山話]
あのゼブラは、一生語り継いでやる。
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ツイッターで平沢さんが予告したとおり、
「伝説のバンド」であるところの、80年代P-MODELナンバーから
OH MAMA! で開幕した、ライブ「回=回」大阪初日。
改訂の電子悲劇ツアーでメンバーが、
カオティックなステップで演奏してた思い出と重ね合わせながら、
白会人と共に並ぶ平沢さんに歓声を送ってました。
続く二日目。
焚かれるスモーク。場内暗転。沸き立つ観客。
流れる出囃子。演者登場。ギターを背負う平沢。
聞いたことないイントロシーケンス。
胸の奥で思い出すシンセメロディ。
ゼブラ?
逆立つ鳥肌、抑えられぬ衝動、
拳を天に突いて、腹から吠えて、
心のままに身を乗り出して、
隣の伴侶と目配せして、二階の戦友の心境に思い馳せて、
こんな代表曲、何十年と隠してんじゃねぇよヒラサワ。
あのゼブラを、あの空間で、生で浴びたの、
閻魔大王に自慢してやる。
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余談、です。
バンドってのは、ステージの上のメンバーだけでなく、
追っかけてるオーディエンスも、
一緒に年を取っていくものでして。
かつて、改訂P-MODELの頃には、私達も、
馬の合う仲間たちと全国ツアーを追っかけたり、
元P-MODELやP-MODELフォロアなバンドを共に見ながら、
パソ通BBSやインターネット掲示板で交流し、
P-MANIAなイベント打ったり、それを手伝ったり、オフで遊んでは、
諸先輩方のお兄さんお姉さんから叱咤激励されて。
笑って泣いて怒って喧嘩して、出会って別れて色恋沙汰あって、
仲間が増えたり減ったり、分かれ道で別れたり、川を渡る仲間もいたり。
P-MODELを中心とした90年代ニューウェーブの中で、
いま振り返れば、青春を突っ走ってました。
そんな仲間たちとも、時が過ぎれば、
集えるパソ通BBSもネット掲示板も店じまいし、
mixiに始まるソーシャルネットワークの時代を迎え。
それぞれみんな抱える事情が違うので、
チリチリとバラバラになっていきます。
もちろん、ソーシャルネットに移っても、
緩やかに繋がり続ける長年の友も、
ライブ会場で会えれば嬉しい仲間も両手に余るほどいますが、
交流が途絶えた仲間や、絶交した仲間、
ライブハウスで見かけても声をかけづらくなった仲間も、
同じようにいるもんです。
平沢さんの音楽を聞く習慣がなくなった仲間が、
P-MODELや、あの頃の思い出を懐かんだとき、
なにかの目印になってくれればと、
私も一里塚的なホームページをこしらえたものでした。
それが、作った理由のうちの一つです。平沢博物苑。
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そして2018年現在。
私達がP-MODELや平沢ソロから、多大な影響を受けてた頃よりも、
遥かに多くの人々が、平沢さんのパフォーマンスに心酔する昨今。
私達よりもさらに若い世代のオーディエンスが、
あの頃の私達みたいに、
平沢さんや(核)P-MODELの音楽を中心とするシーンを軸に、
青春ど真ん中を突っ走ってる。
映画のワンシーンみたいだ。
それを覗いては、勝手に懐かしんで勝手に羨ましがってます。
たまにちょっかい出しますが、混ぜていただければこれ幸い。
新譜を初めて再生した衝撃、ライブステージで浴びた熱狂、
それらを受け取り楽しんで、仲間と全力で盛り上がった記憶は、
次から次へと積み重なってゆき。
しばらくしてから振り返ると、化石みたいな昔話が出来上がり。
昔話と見たばかりのライブを肴に、
何年離れてても、会えばすぐあの頃に戻れる仲間と
打ち上げで飲んだくれる古株。
マスマス、ハレヤカ。
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ツイッターで平沢さんが予告したとおり、
「伝説のバンド」であるところの、80年代P-MODELナンバーから
OH MAMA! で開幕した、ライブ「回=回」大阪初日。
改訂の電子悲劇ツアーでメンバーが、
カオティックなステップで演奏してた思い出と重ね合わせながら、
白会人と共に並ぶ平沢さんに歓声を送ってました。
続く二日目。
焚かれるスモーク。場内暗転。沸き立つ観客。
流れる出囃子。演者登場。ギターを背負う平沢。
聞いたことないイントロシーケンス。
胸の奥で思い出すシンセメロディ。
ゼブラ?
逆立つ鳥肌、抑えられぬ衝動、
拳を天に突いて、腹から吠えて、
心のままに身を乗り出して、
隣の伴侶と目配せして、二階の戦友の心境に思い馳せて、
こんな代表曲、何十年と隠してんじゃねぇよヒラサワ。
あのゼブラを、あの空間で、生で浴びたの、
閻魔大王に自慢してやる。
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余談、です。
バンドってのは、ステージの上のメンバーだけでなく、
追っかけてるオーディエンスも、
一緒に年を取っていくものでして。
かつて、改訂P-MODELの頃には、私達も、
馬の合う仲間たちと全国ツアーを追っかけたり、
元P-MODELやP-MODELフォロアなバンドを共に見ながら、
パソ通BBSやインターネット掲示板で交流し、
P-MANIAなイベント打ったり、それを手伝ったり、オフで遊んでは、
諸先輩方のお兄さんお姉さんから叱咤激励されて。
笑って泣いて怒って喧嘩して、出会って別れて色恋沙汰あって、
仲間が増えたり減ったり、分かれ道で別れたり、川を渡る仲間もいたり。
P-MODELを中心とした90年代ニューウェーブの中で、
いま振り返れば、青春を突っ走ってました。
そんな仲間たちとも、時が過ぎれば、
集えるパソ通BBSもネット掲示板も店じまいし、
mixiに始まるソーシャルネットワークの時代を迎え。
それぞれみんな抱える事情が違うので、
チリチリとバラバラになっていきます。
もちろん、ソーシャルネットに移っても、
緩やかに繋がり続ける長年の友も、
ライブ会場で会えれば嬉しい仲間も両手に余るほどいますが、
交流が途絶えた仲間や、絶交した仲間、
ライブハウスで見かけても声をかけづらくなった仲間も、
同じようにいるもんです。
平沢さんの音楽を聞く習慣がなくなった仲間が、
P-MODELや、あの頃の思い出を懐かんだとき、
なにかの目印になってくれればと、
私も一里塚的なホームページをこしらえたものでした。
それが、作った理由のうちの一つです。平沢博物苑。
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そして2018年現在。
私達がP-MODELや平沢ソロから、多大な影響を受けてた頃よりも、
遥かに多くの人々が、平沢さんのパフォーマンスに心酔する昨今。
私達よりもさらに若い世代のオーディエンスが、
あの頃の私達みたいに、
平沢さんや(核)P-MODELの音楽を中心とするシーンを軸に、
青春ど真ん中を突っ走ってる。
映画のワンシーンみたいだ。
それを覗いては、勝手に懐かしんで勝手に羨ましがってます。
たまにちょっかい出しますが、混ぜていただければこれ幸い。
新譜を初めて再生した衝撃、ライブステージで浴びた熱狂、
それらを受け取り楽しんで、仲間と全力で盛り上がった記憶は、
次から次へと積み重なってゆき。
しばらくしてから振り返ると、化石みたいな昔話が出来上がり。
昔話と見たばかりのライブを肴に、
何年離れてても、会えばすぐあの頃に戻れる仲間と
打ち上げで飲んだくれる古株。
マスマス、ハレヤカ。
2018-09-17 12:52
コメント(2)
平沢進さんの音楽、キャラクターに惚れてから数年の新参です。回=回の余韻に未だ浸りきっているのが原因であなた様のブログに辿り着きました。P-Model、平沢進の昔からファンがどのようにして人生を謳歌してきたか分かる良い記事でした。ありがとうございます。
by Kuhn (2019-03-11 15:45)
Kuhnさん>
ご感想、ありがとうございます。
とても印象深いライブでしたよね、回=回…。
少なくとも私にとってP-MODELと平沢進の音楽は、
私の青春を形作った大切なパーツの一つでした。
楽しかったし苦かったし、今となっては良い思い出です。
でもそれと同じくらい、今の平沢さんの活動も
印象深くて素晴らしくて、今の私を象る重要なパーツです。
どうぞKuhnさんも、この先ますます楽しまれますように。
by ジフ (2019-03-24 23:42)