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2020.02.22-23 平沢進+会人(EJIN)「会然TREK 2K20▼02」 [四方山話]

はじめに。お気づきの方もいらっしゃるとおり、
博物苑の更新に関する諸作業は現在休止してます。平謝。


大阪の中心部である梅田から、川一つ挟んだ中洲地帯に位置する中之島。
多くの文化施設が集まり、存在感ある建築が立ち並ぶ一画ですが、
その西端ながら、ひときわ目立つ意匠を施されたビルが
グランキューブ大阪こと大阪国際会議場です。(設計:黒川紀章)

2700超の座席数は、
過去のP-MODEL(含核)・平沢進ソロライブと比べても
屈指のキャパシティであり、東京以外の公演では間違いなく最大。
そんな広い会場を二日間札止めにする集団と、
その観客総てを心から満足させるステージに圧倒されてきました。


選曲は誰もがうなづく平沢進オールタイムベスト。
30年のキャリアを縦断する選択と構成。
選曲だけでなく演出面でも過去ライブで用いた手法の
再構成を思わせるものもあり、もちろん新機軸も用意。

両日通じてアクシデントは多発するし
(特に会人66594428さんお大事に…)、
コンディションも上々とは決して言えませんでしたが、
終盤、救済の技法~QUIT~夢の島思念公園でのパフォーマンスは
惚けるまでに素晴らしかったです。ずるい。
QUITを演る平沢さんはずるい。

「魅せる」曲を決めてから、
帰納法で演出と構成を固めるライブは強いですね。
そうとしか言い表せない。
東京異次弦空洞のパラネシアンサークル然り。


何の根拠もない私感なんですが。
2ndアルバム「サイエンスの幽霊」は不思議な構成のアルバムで。

A面B面的な二部構成の曲配置だとしても、
収録曲の中で違和感あるくらい圧倒的にヘヴィなQUITを
A面最後の位置に持ってくるなんて考えられない。
よしんば置いたとしても、その後に照れ隠しみたいに
アモールバッファと夢みる機械なんて並べない。

たぶんスタンダードな曲配置をしてから一度、
徹底的に並べ直して、マッドサイエンティストの作品集のような
奇異な印象を持たせる意図があるんだと、勝手にずっと思ってます。

1990年代の某私設平沢FC会報でのアンケート設問
「嫌いなP-MODEL平沢ソロの曲」で実質2位にランクインしたQUIT。
その理由は皆同じで「ライブ最後の曲だから」。
これ演ると平沢さん引っ込んじゃうからね、という
愛あるコメントを覚えてます。
そんなエピソードがあるほど定番曲だったQUITですが、
時が過ぎてレパートリーから離れ、
PHONON2550以来となった今回の演奏。
QUITはトリを務めるに相応しい真打の曲だ、と改めて感じ入りました。
ユニゾンで繰り返し奏でる、アウトロのメロディの力強さったら。
もうホントずるい。


こんなのが3月も4月も待ち構えてるなんて。
予断を許さない世相ですが、どうぞ皆様、健康に留意して
万障繰り合わせて東京でお会いできますように。
楽しみ!


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余話を二つばかり。

初日の方のセットリストはLIMBOの次に狙撃手という順番でして、
2002年の平沢さんが出逢ったリカンベントから得た、
BLUE LIMBO と RED HORNET という2つの着想を、
それぞれ発展させた楽曲が奇しくも並んでおり、
恐らく偶然とはいえ20年近く前の出来事を懐かしんでました。

そのうちの一つが更に発展して、遂には新譜の世界観まで司り、
アルバム「BLUE LIMBO」となったと言う与太話は、
記憶違いの古爺が呟く忘れ語り。


パレードで披露されたロングレーザーハープは、
会人93317543と会人66594428のやり取りの途中で
トリガーが仕掛けられており、発動後はシーケンスと同期して
一小節中、1~3拍で扇状に拡がって4拍目に収束する運動を繰り返す。
それに伴い、会人93317543は1~3拍目で
レーザーを掬い上げる所作をし、
4拍目は両掌を広げて次の1拍目の準備へと戻る。

これはつまり、目視できるメトロノームが
一曲丸々表示されてる訳だから、
走ったりモタったりアレしたりの諸々が測れてしまい、
彼らもヒューマンなんだなぁと…。


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