キミ冴えて走る High Speed Tube (3)：博物苑顛末録：So-netブログ

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キミ冴えて走る High Speed T..｜更新　2010.09.15 ブログトップ

キミ冴えて走る High Speed Tube (3)　[四方山話] [編集]

時は流れ、21世紀も10年近く過ぎました。
インターネットはすでに社会の根幹にまで浸透し、
私達の多くがネットなくしては生活が成り立たないところまで
当たり前にネットを活用するようになりました。
黎明期のように興味本位でしかネットを必要としない時代と違い、
今や大手マスコミまでがニュースソースとして
ネット上の情報を扱ってしまう時代が来るなんて。

2chの初代管理人ひろゆき氏の有名な言葉である
「嘘を嘘と見抜けないと(掲示板を使うのは)難しい」とは
いまやネット社会を生き抜くための必須能力になってしまった感があります。
先の今監督訃報のように、一次情報も見つからぬ真偽も分からない情報が、
世の中を平気でまかり通ってしまう。
この世はまさに玉石混合です。
けいおんスレはある意味ネットの縮図だったとは、明らかに短絡思考ですが、
いろんな経験が出来た非常に濃縮された半年を過ごせました。

そして現在、ネット社会を席巻してるTwitter。
システムの性質から個人情報発信においての速報性と簡便性にかけては
これ以上無い到達点に達した感がありますが、
それゆえ、過去ログや他者との会話発言の参照については
ほとんど使いものになりません。
Twitterが爆発的に普及したことで、
個人ブログ・SNSの日記の更新が明らかに減りました。

かれこれ十数年、ネット社会に依存した生活を過ごしてますが
ログの残らないシステムがこんなに蔓延したのは
これが始めてではないでしょうか。
ある日、Twitterの機能が停止したと仮定した場合。
後の世からネット社会の歴史を振り返ったときに
今、私達が生きているTwitter時代は
ネット空白の時代として扱われるのでしょうか。

それが世の流れならば、仕方がないことなのかも知れませんが
後の世に残すものがないネット社会には寂しさを感じます。
「デジタルは忘れない。だけど、忘れる時はコマンド一発。」
私はあなたの財産になりたいのに。

以上。
このような破綻した発想を与えてくれたけいおんは、
私に取って大切な作品でした。
関東では間もなく最終回放送とのことですが、
最後まで楽しませていただければこれに勝る喜びはないと、
一介のけいおん厨は心から願います。

最後に、第一期の頃から日記・Twitterなどで
けいおんをプッシュしてくれてた、友人のＸ氏に今回の日記を捧げます。
おかげで偏見なく、けいおんを楽しめるきっかけが掴めました。
感謝。