中国アニメ音楽誌「平沢進」特集 [四方山話]
先日のブログ記事以来、海外通販づいており、
CDやら自転車パーツやらを輸入してる日々が続いてましたが、
ひとつ思い出したものがありました。
「中国のアニメ雑誌で平沢進特集が組まれてる」という一件です。
ネットサーフィンしてるときにそんな情報を入手したのは一年前でしたか。
現地の方から情報を入手したものの、当時は手に入れることができずじまい。
今回の海外通販マイブームによって、
この雑誌のことも思い出して一念発起。
だけど、検索ワードが掴めない。
これまでに持っていた情報は、該当の記事を撮影した写真と
当時やり取りした現地の方から頂戴した表紙画像だけ。
簡体字なので読めもしなければタイプすらできない。
だけど世の中は進歩しました。
Google画像検索のボックスに、手持ちの表紙画像を放り込んだら
「听动漫 第4期 2009.12」と一発で判明。
Googleさんステキ。
中国から日本へ国際通販できるサイトを調べてるときに
「淘宝網(タオバオ)」の存在を知りました。
そこに即決価格でいくつも出品されてるのを確認。
だいたい一冊15元(180円)前後、しかも在庫を何十冊と抱えてるみたい。
さらにタオバオ輸入代行業者がいくつも存在してて現地での交渉はおまかせ。
よし!これで買える!
…と思ってた頃の私は浅はかでした。
まったく中国をわかってません。
中国事情に詳しく現地語の使い手であるR氏に
(一年前に同誌を買おうとした時もお世話になりました)
「私の分も何冊か輸入してください」と交渉をお願いしてみるも、
実際に問い合わせると「実は一冊しかない」
「表示してる在庫数は最初に入荷した数だ」など、
それほんまけー?と首を傾げたくなるような返答ばかり。
業者をはさんでの交渉は大変だった様子ですが
R氏、なんとか輸入に成功しました。お疲れ様っ。
そしてようやく私のもとにも到着の運びとなりました。
----------
せっかくなので内容レビュー。
听动漫は日本アニメ・ゲーム音楽誌です。
http://www.kandongman.net/bbs/forumdisplay.php?fid=99
2009年12月号はフルカラー全48ページ。
現在はボカロなども取り扱ってるようですが、
このときの特集は「青い花」「東京マグニチュード8.0」
「ベヨネッタ」「藍より青し」「戸松遥」、そして「平沢進」。
他の特集が2~4ページなのに比べて、堂々の8ページ平沢特集です。
表紙の一番下にも大フォントで「平泽进」と書かれてますね。
内容はアニメ・ゲームのベルセルク音楽を解説してる(多分)特集が2ページ。
それに続く形で平沢進個人特集が6ページ。
まずは「けいおん!」での苗字拝借から導入して
一連の「唯じゃない」発言の引用と解説。
続いてP-MODEL・ソロ活動の概要を紹介し、
最後にベルセルクと今敏作品での音楽解説(みたい)。
なかなか読み応えがありそうです。でも読めません。
で、特集記事ではジャケット写真もふんだんに使われてますが
汚れ具合からして、どう見てもうちのサイトからの流用。
あのですね。もっと綺麗なジャケ画像、世の中に転がってますよ。
(もっともうちもジャケ画像を堂々と無断掲載してるのでこの件は五十歩百歩)
それと付録CDとDVDがすごかったです。
あまりの内容なので詳細は伏せますが、
かの国の知的財産権に対する認識を垣間見た気がします。
コンテンツに関する知的財産権や著作権に対する云々は
私がなんやかんやと口を出せる立場でもありませんし、
ありのままの現実を受け止めるとして、
日本のアニメやアニメ音楽文化が
(著作権や知的財産権などが一足飛びになったままとしても)
国外で楽しまれてる様に触れたのはなかなか圧巻でした。
こういうの、日本にいるだけじゃなかなか実感できないですよね。
それらの一環として、私が長年心酔した平沢進が、
外国メディアでも特集されているのを見るのは、
ファンとしては、やはり単純に嬉しいです。
せっかくのインターネット社会、平沢ミュージックを必要としてる人は
まだまだ世界のどこかにたくさんいると思うので
どんなきっかけであっても結果、伝播していけば嬉しいと身勝手に想像します。
面白い経験でした。
CDやら自転車パーツやらを輸入してる日々が続いてましたが、
ひとつ思い出したものがありました。
「中国のアニメ雑誌で平沢進特集が組まれてる」という一件です。
ネットサーフィンしてるときにそんな情報を入手したのは一年前でしたか。
現地の方から情報を入手したものの、当時は手に入れることができずじまい。
今回の海外通販マイブームによって、
この雑誌のことも思い出して一念発起。
だけど、検索ワードが掴めない。
これまでに持っていた情報は、該当の記事を撮影した写真と
当時やり取りした現地の方から頂戴した表紙画像だけ。
簡体字なので読めもしなければタイプすらできない。
だけど世の中は進歩しました。
Google画像検索のボックスに、手持ちの表紙画像を放り込んだら
「听动漫 第4期 2009.12」と一発で判明。
Googleさんステキ。
中国から日本へ国際通販できるサイトを調べてるときに
「淘宝網(タオバオ)」の存在を知りました。
そこに即決価格でいくつも出品されてるのを確認。
だいたい一冊15元(180円)前後、しかも在庫を何十冊と抱えてるみたい。
さらにタオバオ輸入代行業者がいくつも存在してて現地での交渉はおまかせ。
よし!これで買える!
…と思ってた頃の私は浅はかでした。
まったく中国をわかってません。
中国事情に詳しく現地語の使い手であるR氏に
(一年前に同誌を買おうとした時もお世話になりました)
「私の分も何冊か輸入してください」と交渉をお願いしてみるも、
実際に問い合わせると「実は一冊しかない」
「表示してる在庫数は最初に入荷した数だ」など、
それほんまけー?と首を傾げたくなるような返答ばかり。
業者をはさんでの交渉は大変だった様子ですが
R氏、なんとか輸入に成功しました。お疲れ様っ。
そしてようやく私のもとにも到着の運びとなりました。
----------
せっかくなので内容レビュー。
听动漫は日本アニメ・ゲーム音楽誌です。
http://www.kandongman.net/bbs/forumdisplay.php?fid=99
2009年12月号はフルカラー全48ページ。
現在はボカロなども取り扱ってるようですが、
このときの特集は「青い花」「東京マグニチュード8.0」
「ベヨネッタ」「藍より青し」「戸松遥」、そして「平沢進」。
他の特集が2~4ページなのに比べて、堂々の8ページ平沢特集です。
表紙の一番下にも大フォントで「平泽进」と書かれてますね。
内容はアニメ・ゲームのベルセルク音楽を解説してる(多分)特集が2ページ。
それに続く形で平沢進個人特集が6ページ。
まずは「けいおん!」での苗字拝借から導入して
一連の「唯じゃない」発言の引用と解説。
続いてP-MODEL・ソロ活動の概要を紹介し、
最後にベルセルクと今敏作品での音楽解説(みたい)。
なかなか読み応えがありそうです。でも読めません。
で、特集記事ではジャケット写真もふんだんに使われてますが
汚れ具合からして、どう見てもうちのサイトからの流用。
あのですね。もっと綺麗なジャケ画像、世の中に転がってますよ。
(もっともうちもジャケ画像を堂々と無断掲載してるのでこの件は五十歩百歩)
それと付録CDとDVDがすごかったです。
あまりの内容なので詳細は伏せますが、
かの国の知的財産権に対する認識を垣間見た気がします。
コンテンツに関する知的財産権や著作権に対する云々は
私がなんやかんやと口を出せる立場でもありませんし、
ありのままの現実を受け止めるとして、
日本のアニメやアニメ音楽文化が
(著作権や知的財産権などが一足飛びになったままとしても)
国外で楽しまれてる様に触れたのはなかなか圧巻でした。
こういうの、日本にいるだけじゃなかなか実感できないですよね。
それらの一環として、私が長年心酔した平沢進が、
外国メディアでも特集されているのを見るのは、
ファンとしては、やはり単純に嬉しいです。
せっかくのインターネット社会、平沢ミュージックを必要としてる人は
まだまだ世界のどこかにたくさんいると思うので
どんなきっかけであっても結果、伝播していけば嬉しいと身勝手に想像します。
面白い経験でした。
2011-09-30 16:51
コメント(2)
中国サイトの百度贴吧に今年4月のコメント見たんです。
Green Chatで、ニックネームはジフですか? あったことありませんけど。去年、Green ChatのZibunさんに「ジフさんは、なんの中国に関することに協力が要るようだ」というのを知らせた記憶があります。 そのとき私はジフさんのユーザネームを知らなかったから結局何もできなかった。
普通の中国人の平沢ファンです。noroomにユーザネームはxeno2xeno。もしよろしいならPMで連絡いただければ栄光ですw
by 犬風船(Cano) (2012-08-16 17:26)
犬風船(Cano)さん>
ようこそいらっしゃいませ!そしてお返事遅れました。
はい、そうです。Green Chatでは「ジフ」と名乗ってます。
2年前に「中国のアニメ雑誌で平沢進特集が組まれたらしい」と聞きつけた時に
Green Chatで情報募集したこともありました。
ひょっとしたらその時にChatですれ違ったかもしれません。
この頃は月に一度ぐらいしかGreen Chatを見てませんが
あちらで会えることを楽しみにしてます。
後でnoroomのxeno2xeno宛にPMしますね。
by ジフ (2012-09-03 03:09)