単眼鏡と幻の魚の骨 [四方山話]
今回のインタラは二日目と最終日に参加して、座席はそれぞれ1階最後方と2階最後方でした。
うむ。渋谷公会堂のキャパを考えると、これはきっと肉眼ではかなり遠い。
こんなときに役立つのが、3年前のノンタラの際に購入したオペラグラス
(小型双眼鏡の方が正しいのかな)NIKON「遊 4X10D CF」。
※ 購入日記→ <PHONON2553:最後方からのオペラグラス>
http://vistoron.blog.so-net.ne.jp/2010-03-02
その後も趣味の落語会観覧のときなどでも愛用してて、
すっかりカバンの中に馴染んでます。
しかし、不安な点がひとつ。
これを購入した時の会場は恵比寿リキッドルームで、定員がおよそ800~1000人。
普段行く落語会も300~500人ほどの会場で、一番大きい時が900人。
それに対して今回の渋谷公会堂はキャパ2000人です。
これまででちょうど平沢さんのステージも落語の方も
ちょうど良い塩梅で見えていたということは、
渋公の最後方ではきっと物足りないに違いない。
さすがに家人も今回のチケット席番を見た時に、
「私もそろそろひとつ買うか…」と呟く始末。
日頃より「双眼鏡より単眼鏡がきっと見やすい」という家人用なので今回は単眼鏡をセレクト。
我が家から最寄りの某家電量販店のオペラグラスコーナーで
遊 4X10D CF を基準に定めて、それよりも高倍率で明るく視野が広いものを、と
片っ端からあれこれ試すものの、条件を満たすものはやはり高い。
満足できたのは、前に探してたときから欲しかったNIKONモノキュラーの7倍か
カール・ツァイスの6倍単眼鏡でした。
価格がNIKONが約2万で、カール・ツァイスは3万オーバー。
これはさすがに手が出ない。やっぱ良い物は値が張るのか…。
でも中途半端なものを買うぐらいなら
前々から欲しかったNIKONを買おうかな、と考えあぐねながら
最後に手にした可愛い形の単眼鏡。これが大当たりでした。
オリンパスの Monocular I という昨年秋に出たばかりの新製品。
倍率6倍で明るい視界で視野も広くて、何より値段が1万以下。
ダメ元で覗いてみたら思わず「あっ」と声が出るほどでした。
今日はコレがベストバイ!と、薦めて覗いてもらってそちらも納得で購入。
会場で実際に使ったあとで家人が「これイイ!」と熱く語った感想は
・ピント合わせの操作もスライド式で片手だけで操作できる
・片目を単眼鏡で拡大して見てる状態のまま、
もう片方の目で会場全体の風景や文字情報の様子を伺うことが出来る。
・とにかく軽い
・ストラップホールもついてて気軽
・今までライブで見てたと思った視界よりももっと沢山のものを見通せた
など、とにかくベタ褒め。
私も少し借りて見ましたが、4倍の遊だとさすがにステージが小さく見えるのに
モノキュラーアイではちょうど平沢さんの全体像が見れる感じ。
断言します。渋公クラスで単眼鏡を選ぶなら
オリンパスのモノキュラーアイがベストチョイス。
同行の友人も奮発してNIKONのハイクラスコンパクト双眼鏡であるミクロンを
購入使用してましたが、やはりそれも素晴らしく良好な視界でした。
値段が張りますが双眼鏡ならばミクロン6倍ですね。
私もモノキュラーアイかミクロンが欲しくなってきた。
----------
最終日公演のストーリーで登場した「テレスコ」という幻の魚の骨。
すでにご存じの方もいるとおり、これには元ネタがあります。
その名もズバリ、古典落語の「てれすこ」という演目です。
どのような噺かは以下のリンクをご覧ください。
てれすこ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A6%E3%82%8C%E3%81%99%E3%81%93
先日他界した中村勘三郎の主演映画に「やじきた道中 てれすこ」という作品もありますね。
趣味でここ数年ほど、月に一~二度は落語会に通ってますが
実はまだ「てれすこ」が高座にかけられたのに巡り合わせたことがありません。
CDなどの音源を探すと、昭和の大名人である
三遊亭圓生や先代(三代目)三遊亭金馬のものはAmazonで見つかるんですが。
それに対して近年の落語家での音源はなかなか見つかりません。
どこかにないかなーと思って調べたら、Youtubeに三笑亭夢吉さんという
落語芸術協会の若手二ツ目さんの高座動画がありました。
三笑亭夢吉_てれすこ [上] HD
https://www.youtube.com/watch?v=fWwUCYDUQQE&hd=1
三笑亭夢吉_てれすこ [下] HD
https://www.youtube.com/watch?v=8HATGClm5CA&hd=1
他には、むかし家今松師匠の高座でご覧になったという証言をいただきました。
それを教えてくださったのは方々の演芸会で引っ張りダコの
アコーディオン民謡歌手である遠峰あこさんなんですが、
あこさんについては平沢さんに関わる不思議な縁がありまして、
それについてはまた後日、桜の咲く頃にお話できればと思います。
うむ。渋谷公会堂のキャパを考えると、これはきっと肉眼ではかなり遠い。
こんなときに役立つのが、3年前のノンタラの際に購入したオペラグラス
(小型双眼鏡の方が正しいのかな)NIKON「遊 4X10D CF」。
※ 購入日記→ <PHONON2553:最後方からのオペラグラス>
http://vistoron.blog.so-net.ne.jp/2010-03-02
その後も趣味の落語会観覧のときなどでも愛用してて、
すっかりカバンの中に馴染んでます。
しかし、不安な点がひとつ。
これを購入した時の会場は恵比寿リキッドルームで、定員がおよそ800~1000人。
普段行く落語会も300~500人ほどの会場で、一番大きい時が900人。
それに対して今回の渋谷公会堂はキャパ2000人です。
これまででちょうど平沢さんのステージも落語の方も
ちょうど良い塩梅で見えていたということは、
渋公の最後方ではきっと物足りないに違いない。
さすがに家人も今回のチケット席番を見た時に、
「私もそろそろひとつ買うか…」と呟く始末。
日頃より「双眼鏡より単眼鏡がきっと見やすい」という家人用なので今回は単眼鏡をセレクト。
我が家から最寄りの某家電量販店のオペラグラスコーナーで
遊 4X10D CF を基準に定めて、それよりも高倍率で明るく視野が広いものを、と
片っ端からあれこれ試すものの、条件を満たすものはやはり高い。
満足できたのは、前に探してたときから欲しかったNIKONモノキュラーの7倍か
カール・ツァイスの6倍単眼鏡でした。
価格がNIKONが約2万で、カール・ツァイスは3万オーバー。
これはさすがに手が出ない。やっぱ良い物は値が張るのか…。
でも中途半端なものを買うぐらいなら
前々から欲しかったNIKONを買おうかな、と考えあぐねながら
最後に手にした可愛い形の単眼鏡。これが大当たりでした。
オリンパスの Monocular I という昨年秋に出たばかりの新製品。
OLYMPUS ダハプリズム防水単眼鏡 ギャラリースコープ Monocular I 6×16
- 出版社/メーカー: オリンパス
- メディア: エレクトロニクス
倍率6倍で明るい視界で視野も広くて、何より値段が1万以下。
ダメ元で覗いてみたら思わず「あっ」と声が出るほどでした。
今日はコレがベストバイ!と、薦めて覗いてもらってそちらも納得で購入。
会場で実際に使ったあとで家人が「これイイ!」と熱く語った感想は
・ピント合わせの操作もスライド式で片手だけで操作できる
・片目を単眼鏡で拡大して見てる状態のまま、
もう片方の目で会場全体の風景や文字情報の様子を伺うことが出来る。
・とにかく軽い
・ストラップホールもついてて気軽
・今までライブで見てたと思った視界よりももっと沢山のものを見通せた
など、とにかくベタ褒め。
私も少し借りて見ましたが、4倍の遊だとさすがにステージが小さく見えるのに
モノキュラーアイではちょうど平沢さんの全体像が見れる感じ。
断言します。渋公クラスで単眼鏡を選ぶなら
オリンパスのモノキュラーアイがベストチョイス。
同行の友人も奮発してNIKONのハイクラスコンパクト双眼鏡であるミクロンを
購入使用してましたが、やはりそれも素晴らしく良好な視界でした。
値段が張りますが双眼鏡ならばミクロン6倍ですね。
私もモノキュラーアイかミクロンが欲しくなってきた。
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最終日公演のストーリーで登場した「テレスコ」という幻の魚の骨。
すでにご存じの方もいるとおり、これには元ネタがあります。
その名もズバリ、古典落語の「てれすこ」という演目です。
どのような噺かは以下のリンクをご覧ください。
てれすこ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A6%E3%82%8C%E3%81%99%E3%81%93
先日他界した中村勘三郎の主演映画に「やじきた道中 てれすこ」という作品もありますね。
趣味でここ数年ほど、月に一~二度は落語会に通ってますが
実はまだ「てれすこ」が高座にかけられたのに巡り合わせたことがありません。
CDなどの音源を探すと、昭和の大名人である
三遊亭圓生や先代(三代目)三遊亭金馬のものはAmazonで見つかるんですが。
三代目 三遊亭金馬 名演集 13 てれすこ/七の字/雑俳/艶笑小噺総まくり
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2006/04/19
- メディア: CD
それに対して近年の落語家での音源はなかなか見つかりません。
どこかにないかなーと思って調べたら、Youtubeに三笑亭夢吉さんという
落語芸術協会の若手二ツ目さんの高座動画がありました。
三笑亭夢吉_てれすこ [上] HD
https://www.youtube.com/watch?v=fWwUCYDUQQE&hd=1
三笑亭夢吉_てれすこ [下] HD
https://www.youtube.com/watch?v=8HATGClm5CA&hd=1
他には、むかし家今松師匠の高座でご覧になったという証言をいただきました。
それを教えてくださったのは方々の演芸会で引っ張りダコの
アコーディオン民謡歌手である遠峰あこさんなんですが、
あこさんについては平沢さんに関わる不思議な縁がありまして、
それについてはまた後日、桜の咲く頃にお話できればと思います。
2013-02-04 18:06
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