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第9曼荼羅 東京公演二日目 20171006 書き置き [四方山話]

平沢進 Twitter follower 9万人達成記念ライブ「第9曼荼羅」

7月の大阪公演から三ヶ月のインターバルを挟んで行われた東京公演3デイズ。
私事により、今回は二日目公演のみの参加でしたが、
見どころ満点で盛り上がり最高潮のステージに興奮しました。
個人的な見どころをつまみ食い感覚で書き残します。


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平沢さんとは二十数年ぶりのセッションとなった上領亘さんの
ドラミングばかりに目が行ってしまいましたが、
個人的なクライマックスだったのは中盤に演奏された「トビラ島」大サビ。

還弦主義イベントでオーケストラ編成へと生まれ変わったトラックを引き連れて
荒ぶる千手観音がドラムセットを打ち叩き、
それを背負い、バンド合奏とはこのことだと言わんばかりに歌い上げる平沢さん。
脇を添える会人達とも相まって、まさに「見せ場」でした。
歴史に残る演奏。

しかしなによりそれ以上に印象深かったのが
そこから間髪入れずに繋げられた「現象の花の秘密」。
興奮のるつぼにまでヒートアップした会場に響くのが
教科書のようにクールな8ビート。
これがまたオカズも入れずに、正確で上品にビートを刻む姿がシビレます。
それでいて淡々としてるわけでもなく熱量を秘めたプレイスタイル。
すんげえかっこいい。
このライブを思い出せと言われたら、真っ先にこの二曲が頭に浮かびます。


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大阪に続いて登場の会人である松・鶴の両名。
ちょっぴり奇怪な雰囲気を漂わせつつ、
弦楽器やシンセにエレキ、頭上に輝くボタン類を黙々と操作する姿をみて
虜になるファンも急増してる様子。
その怪しげな動向は観客の皆さんが半リアルタイムで
数多くのTwitterレポートされてるとおりなんですが、
(どなたかにまとめてほしいくらい)
連打するボタン類の発光パターンがライフゲームに見えて仕方なかったです。
※ライフゲーム ↓↓↓

ライフゲーム|第一学習社

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数年前まではソロライブと言えばステージには一人構える完全ソロが当たり前だったのが、
各種ゲストメンバー参加が恒例になり、近年の相棒的サポートを務めるPEVO1号を経て、
ついに今回、バンドと呼んでも差し支えないほどに
賑やかになったステージの上をまとめる、我らが御大平沢進。
その、口には出さぬが噛み殺せていない
バンドならではのグルーヴを楽しんでる様はこの東京公演のツボでした。

> 平沢さんの一存でその都度、確実に意思統一できるメンバーを招集し
> 平沢さんの望みのままにステージパフォーマンスを果たす超短期ユニット
(前回記事より)
この条件を満たすメンバーを揃えるのは大変だけど
揃った姿はひたすらに強力だなあ…。


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さて薄れる前に残したい記憶を書き留めてたらこんな時間。
いよいよ最終日の開演時刻も近くなりました。
私はこれから中継映像を楽しもうと思います。
会場の皆さんは記憶に残るひとときをお過ごしください。
あとで感想聞かせてね。


04~寿~

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2016/08/03
  • メディア: CD



鴉(からす)

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  • アーティスト: 上領亘
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 1996/10/19
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