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食べ歩けBKK(買い物編) ~泰王国曼谷訪遊記 その2b [特別企画]

タイ・バンコク旅行記 前編
タイ・バンコク旅行記 後編
タイ・バンコク食べある記 前編
今回は旅先のスーパーやコンビニで見かけた食品について、
思い出すままトピックごとにあれこれ書き連ねます。
これまでに比べたら写真が少ないので、補足がてらリンクを貼っておきます。
よろしければそちらにも飛んでみてください。


【コンビニフード】
前回の記事のとおり、外食以外で買い食いしてる余裕は
ほとんどありませんでした。
そんな中でもコンビニでもちょっとつまもうか、と
ホテルの近所のセブンイレブンに立ち寄り。
バンコクに着いてから日本に帰るまでお世話になったセブンイレブン。
2016年9月末現在、タイには9400店舗以上あるらしく、どこでも見かけました。

日本の店舗よりやや小ぶりな敷地面積の中には
コンビニらしく圧縮陳列された数々の商品がぎっしり。
取扱品についてはこちらの記事に詳しく書かれてますが
お惣菜コーナーで手に取ったのはプライベートブランドの
Spicy Minced Meat(pork&chicken) Sticky Rice Burger。
gapao.jpg
(食べ終わった後の写真でごめんなさい)
タイ料理のご飯もの代表格であるガパオライスを
ライスバーガーにしたものみたいです。24バーツ(約75円)。
ホテルに戻って食べてみれば、想像通りのカパオ丼状態。
注目すべき点はSticky Rice。つまりパラパラのインディカ米。
それを圧力で固めてバンズにしてるから歯ごたえもなかなか。
その点を除けば味付けもほどよくお気に入りの味でした。
別の日にもう一回買って食べたくらい。


【お菓子】
◎ポッキー・プリッツ
コンビニはお菓子売り場も充実してて
まず最初に目についたのはポッキー・プリッツ。
本家グリコ製品から韓国ロッテのペペロや後発商品などが
種類豊富に並んでました。

その中でも気になるのは、やはり本家グリコ。
タイグリコ株式会社という現地法人を設置して
そこを拠点に東南アジア諸国に展開してる模様。

日本でおなじみのデザインのポッキーやプリッツに混じって
トムヤムクン味ラープ味のプリッツが必ず売ってました。
ホントどこでも見かけた。定番商品として定着してる感バリバリです。
コンビニだと15バーツ(約45円)ぐらいだったかな。ポッキーとかも同価格帯。
スーパーで売ってた48バーツのお徳用サイズをしこたま買い込み
バラマキ土産に大活躍しました。

ポッキーは日本で見るのと同じような商品展開でしたが
クッキー&クリーム味が日本未発売らしくて家人からのお土産指令。
個人的にも食べましたが、普通に日本で売っても良いのにという感想。
オレオを棒状にした感じ。
(※期間限定パンダポッキーがこの味だったみたいですね)

他にグリコ製品で気になったのが日本じゃ見ない「pejoy」
筒状のプレッツェルの中にチョコレートクリームを流し込んだお菓子。
……って、そりゃトッポやんけー。
グリコ公式アカウントのツイートによれば
日本以外の地域で展開したり、期間限定でオフィスグリコでも扱ったみたい。
けっこう美味しかったです。やっぱこれだね~。



◎チョコ・キャラメル・ビスケット
大々的に展開してたグリコ製品に比べて、
チョコやビスケットはヨーロッパブランドのものが多かったです。
成城石井やカルディにいっぱいおいてあるブランドばかり。
キャドバリーとかリッタースポーツとかトブラローネとか、
クッキーはデンマーク産のものが多く、なるほどねーと言った感じ。
ちょっと高級スーパーに行くと日本製品で固めたコーナーがあって
割高ながらも日本のスーパーで見かけるものが並んでました。


◎昆虫食(閲覧注意)
スナック菓子は現地のフレーバーや
海苔味わさび味を見かけたものの、あんまり心躍らず。
代わりに心奪われたのはおつまみスナックコーナーのコレ。
mushi3.jpg
蚕のさなぎ揚げスナック。
しかもこんな可愛いパッケージを施されて。
あらやだうっかり手にしてしまいそう。

昆虫屋台が夜な夜な出回るとは噂には聞いてましたが
まさかコンビニで普通にグミとかみたいにフックがけで並んでるとは。
心は奪われるも買うには至らず。
同行してた女子後輩が「うちのトカゲがこんなの食べてる」との
名言とともに、嬉々として買ってましたが食べたのかなあ。

メーカーのサイトを探しましたがFBしか見つからず
でもけっこう大々的にセールスしてるらしくて
セブンイレブンには必ず置いてあったし、
サイアム地域を走るバスにこのキャラがラッピング広告されてるのを見ました。

追記:
メーカー公式サイト見つかりました。
マレーントート・ハイソーという商品ブランドみたい。
発売当時に日本で紹介された記事も紹介。
タイのコンビニに「揚げ昆虫スナック」 外国人の間で話題に


【加工食品】
◎インスタントラーメン
麺類大好きなお国柄らしくインスタントラーメンも豊富なラインナップでした。
でもタイのラーメンって結構、日本にも輸入されてるんですよね。
あまり目新しいのは見かけなかったなー。
スーパーで売られてるまとめ売りラーメンで10食パックとか見ました。
そんなに食えないよ。
あとはなぜかアニメチックなキャラが前面に押し出されたラーメンとか。
何味だったんだろ。


◎インスタント粥
ラーメンよりも個人的に面白かったインスタント食品はこちら。
タイの朝食でおなじみのお粥もインスタント展開です。
お粥には二種類あり、日本で言う全粥のように米粒が残らない「ジョーク」、
それに対して米粒の形が残る雑炊的な「カオトム」。
【タイの2つのお粥~カオトムとジョーク】

……というのが、旅行前に家人から叩き込まれたレクチャー内容。
クノールと始めとする数種類のメーカーがインスタント粥を出してて
軽くてかさばらず持ち帰りに重宝するのでたくさん買ってきてください、
という指令とともに熱く語られました。

はじめてのおつかい状態でスーパーまで行ってみれば
確かにいっぱい並んでました。
最大手がクノールでポーク味・チキン味・エビ味など10種類近くあり
どう見てもカニカマのイラストがついたものもありましたが
あれは果たして何だったんでしょうか。

他にも多国籍企業の商品もあれば現地企業のもあるし、
バラ売りもしてればまとめパック商品もあって、なかなか盛況でした。
ジョークとカオトムの比率は8:2ぐらいかな。
作り方は基本的にインスタント粥と規定量の水を鍋に入れて煮込むみたいですが
クノールのジョークはカップスープみたいな商品もあり、
そちらはコンビニにも並んでました。


【果物】
◎生鮮フルーツ
フルーツのシーズンオフとは言えども
スーパーに行けばさすがに種類は揃ってます。
ガイドブックに載ってるようなのは大抵見かけたかな。
屋台に売られてるのからホテルで出てきたものまで
いくつか試しましたが、印象に残ってるのはバナナ。

冷やかし半分に屋台の20バーツモンキーバナナを試し買いしたところ、
日本で食べ慣れてるものには無いような芳しい香りと甘み。
これが青いのを追熟させた輸入バナナとの違いかー! と目ウロコでした。
もう一回買って食べればよかったと今でも時々思い出します。

みんな大好きドリアンは季節外れらしくて
むき身のものがスーパーに並んでたくらい。
マンゴーは買い食いしたけどあまり甘くなかった。
どちらもハイシーズンに心ゆくまで食べてみたい。


◎ドライフルーツ
果物大国はドライフルーツ大国でもあります。
ドライマンゴーやドライグアバなどは普段遣いから土産物まで色々と並んでて
それはそれはどこへ行っても見かけましたが、
私が一番熱心に探してたのはドライオレンジ。

ファミリーマートのお菓子にドライマンダリンオレンジがありまして、
一時期それをハマり食いしてたんです。
裏面表示の産地にはタイと書かれており、
これはきっとタイにはドライオレンジがいっぱい安く売ってるに違いない
金のある限り買い尽くしてドライオレンジ貯蓄をしよう、と
皮算用を弾いてました。

しかしスーパーやコンビニに行っても見つからない。
スーパーには決まってドライフルーツコーナーはあるのに並んでない。
高級路線のスーパーを探したらようやく見つけたのが
見るからにオーガニック系なメーカーのもので
ファミマで売ってるのと同じくらいのサイズ。

あ、いま公式サイト見つけたらMサイズや
もっと大きいバスケットサイズがあった。
セントラルエンバシーに行けば良かったのだろか?


値段的な旨味はなかったのでそれを2つほど買って様子見。
その後、BTSに乗って市街地をブラブラしてたら
駅ナカの出店にドライフルーツ屋さんを発見。
覗いてみたら、あったーあったよードライオレンジ。
空港用のパッケージのまま売られてるためかけっこう割高、
300gで280バーツ(約850円)ぐらいか。探し疲れたそれください。
アメ横のドライフルーツ通販大手より若干安いくらいでした。
てことはこれが切れたらそこで通販した方が早いのか。


ダークホース的に当たりだったのが干しバナナ。
スーパーで売られてた干しバナナと干しモンキーバナナを
なんとはなく買ったのですがこれがハマる味。
バナナチップのようにカラッと揚げてるんじゃないから
干し芋のようなネットリした食感で程よい甘み。
バナナチップより好きだな、これ。流行るよ!
自分のために通販リンク貼っときます。


【液体系】
◎ミネラルウォーター
お水はもうどこでも不自由することなく買い求められました。
宿泊したホテルが500mlサイズを1日2本提供してくれるし、
コンビニに行けば大々的に展開してるし。
私はいろはすのタイバージョンを面白がって買ってました。
あとはネスレのミニボトル、7バーツ(約20円)って
日本の相場に慣れてると感覚が変になりますね。


◎豆乳
同行者が目を丸くしてたのが「なんでこんなに豆乳がいっぱい売ってるの?」
なんでも初日の夜にスーパーでビタミルク(平沢さんでおなじみの)を
たまたま買ったらしく、それにいたく感動して、
次の日にはパック豆乳をまとめ買いしてました。
私は平沢さんが語るお話によりタイが豆乳王国なのを事前情報で知ってましたが、
たしかにスーパーの棚一面が豆乳で埋め尽くされてるのは圧巻でした。


◎ヨーグルト
私の方は豆乳には手を出さず、代わりに買ったのがヨーグルト。
ダノンのビオのナタデココ入り。
翌朝に食べましたがやたら甘い。そしていつまでも口に残る甘み。
うーん、人工甘味料が入ってたか。ダノンだからダイジョブだと思ったら。
酸味に強い国という印象ですが、甘いものはとことん甘くするのか。


◎緑茶
緑茶、いっぱい並んでました。あっちでブームみたいです。
でもオレ知ってる! これ甘いって。
砂糖入りの緑茶が定着してるってのはよく聞いた話なので、
それはそれで美味しいんでしょうけど、
私はやはりミネラルウォーター感覚でお茶を飲みたい。
というわけで、シュガーフリーの緑茶を探しました。
見つけたのが現地法人である「OISHI(おいしい)」のシュガーフリー緑茶。
伊藤園の緑茶もありましたが25バーツ(約75円)、飲み物の値段じゃない。
伊藤園の飲みたきゃ日本で飲めばいいしー、
ここはタイだし現地のものを飲もうぜ、ということで買いました。
あ、これは30年前の缶入り茶だ。
新幹線ホームでむかし売ってたポリ容器入りの煎茶といっても良い。
旨味が無くてにがーいんですよ。懐かしい味でした。
というわけで、以後はミネラルウォーターばかり飲む次第。


◎ジュース
ジュースも色々ありました。
日本のタイ料理屋でもたまに見かけるエストコーラから、
ブラックライトを当てたら光り出しそうなジュースまで。
基本、お茶派なのでジュースは普段飲みませんが、
ちょっと探してたのがタマリンドジュース。

タイでは酸味のきいた果物扱いだったり調味料にもされる
タマリンドという果物(→Google画像検索:見た目は果物っぽくないのですが
名古屋の老舗タイ料理屋にタマリンドジュースが置いてて
それがなんとなく飲みたくて、それっぽいので見つかったのが
タマリンドとライムの絵が描かれたペットボトルドリンク。
これが当たりでした。甘さ控えめで酸っぱさ押し。
こういうのレストランで飲むと美味しそう。
写真も撮りましたがピンぼけでよく分からないことになって残念。


【嗜好品】
タイは酒やタバコの販売に厳しくて、アルコールは一日の中で10時間だけ販売、
タバコは店頭陳列禁止で口頭販売のみ、とのことです。

私は酒もタバコもやりませんのでこの点は苦労しませんでしたが、
喫煙者の同行者は持ち込みの時から頭を悩ませてたようです。
なんでもタバコは国内持ち込みにも規定があるらしく、
持ち込みすぎると即罰金とか。大変そう……。

「現地でタバコ買うのは?」と尋ねたら
「パッケージが嫌なんだよ……」との返事。
『タイ タバコ パッケージ』で検索したら、あーあーあー納得。
(検索は自己責任で)
全然知りませんでしたがそんなことになってるんですね。

それらの代わりなのかどうか分かりませんが
「ヤードム」という嗜好品が流行ってる模様。なにそれ?

上記リンクから引用すると
> そもそもヤードムとはどのようなモノなのでしょう?
> タイ語で「ヤー(ยา)」とは「薬」を、
> 「ドム(ดม)」とは「嗅ぐ」を意味します。
> つまり、ヤードム(ยาดม)とは「嗅ぎ薬」のこと。
> メンソールなどの清涼感のある香りを染み込ませた
> スティック状のアロマがヤードム。
> 常夏の国に暮らす人々の生活の知恵が生み出したアイデア商品なのです。

これも家人からの買い出し指令のひとつでして、
「コンビニに行けば絶対売ってるらしいから」とのことでしたが
ピンとこないので半信半疑。
で、セブンイレブンに入ったらカウンター脇に確かにありました。
リップクリームのようなものが山積み。
バラマキ土産に最適だからとにかく買ってこいとの指令なので
よく分からないままカゴに入れます。一個20バーツ(約60円)でした。

その後に寄ったコンビニにも必ずあるヤードム。
スーパーでは数本セットで吊るし売りまでされてました。
街中でも普通に使われると聞いてたので、
実際使ってる人はいるのかな? と観察してましたが、いましたいましたよ。
こんな可愛いヤードムじゃなくて
タイガーバームみたいな瓶を鼻に当てて嗅いでるおばちゃんを何人も。
あーほんまにこんな文化あんねんなー。

結局20本近く買ったでしょうか。
仕事場のバラマキ土産にも置いときましたが
さすがに食品に比べて持ってかれるのは遅かったです。
でもいつの間にか消えてた。どこかで誰かが使ってるんだろうか。
家人が使ってるのは、まだ見たことありません。

追記 12/10:
書籍“SP-2”を読み返してたところ、ヤードムも登場してましたね。
あちらではPOY-SIANという大手定番ブランドの名称でしたが。
平沢さんの文章で概要や使い方を解説されてるので興味のある方は……って、
なんであの書籍、今は入手困難なんだろう……。
SP-2ファイナルの発刊とともに再販を強く願います。

---------
思いつくままトピックを書き出して膨らませてったら
こんな思い出語りになってしまった。
書いてる方は旅の振り返りで楽しかったですが
読んでる皆さんは、どうなんでしょうね。この長さ。
気になるトピックにでも目を通していただけたなら幸いです。


さて次回はタイ・バンコク旅行記最終回。
きっとお待ちかねのSP-2ショウレポートをお届けいたします。
それではまた。

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